パントテン酸は、ビタミンB群の一つであり、水溶性ビタミンです。化学名はD-パントテン酸といいます。人間の体内で合成されないため、食品から摂取する必要があります。パントテン酸は、体内でコエンザイムAという重要な物質を合成する際に必要不可欠な栄養素です。
機能
体内での主な役割は、エネルギー生産、脂質合成、タンパク質代謝、血液中の赤血球の生成、ホルモン合成などに関与しています。また、肌や髪の健康にも重要な役割を果たします。
不足すると
パントテン酸の不足は、希少な病気であるパントテン酸欠乏症を引き起こすことがあります。パントテン酸欠乏症は、一般的な症状としては皮膚炎、脱毛、倦怠感、食欲不振、下痢などの症状を引き起こすことがあります。
パントテン酸は、動物性食品、特に肉、魚、卵、乳製品に多く含まれていますが、植物性食品にも含まれています。
過剰摂取による副作用は報告されていません。ただし、ビタミンB群の中でも脂溶性のビタミンB6やB12と一緒に過剰摂取すると、神経障害や消化器症状を引き起こす可能性があるため、過剰な摂取は避けるようにしましょう。