カリウムは、人体にとって必須のミネラルの1つであり、細胞内液の調節や神経・筋肉の機能維持など、多くの生理機能に関与しています。
役割
細胞内液の調節
カリウムは、細胞内液の浸透圧を調節するのに重要な役割を果たしています。カリウムが細胞内に入ると、ナトリウムが細胞外に出て、細胞内液の量が増加します。逆に、カリウムの不足は、細胞内液の量が減少して、神経や筋肉の機能に影響を与えることがあります。
神経・筋肉の機能維持
カリウムは、神経と筋肉の機能に不可欠なミネラルの1つです。神経細胞は、カリウムイオンを使って電気信号を伝達し、筋肉細胞は、神経から送られてきた電気信号によって収縮します。
血圧の調節
カリウムは、血管の収縮を調節するのに重要な役割を果たしています。カリウムの摂取が十分であると、ナトリウムが細胞外に出て、血管の収縮が緩やかになり、血圧が下がることがあります。
カリウムは、果物や野菜、豆類、魚介類などに多く含まれています。適切なカリウム摂取量を確保するためには、バランスの良い食事を心がけることが重要です。また、カリウムの過剰摂取は、筋肉の疲労や心臓のリズム異常などの症状を引き起こすことがあるため、摂取量の適正管理が必要です。